ISTAインストールガイダンス

ISTAに必要なアイテム

• PC
• パススルーデバイス(CarDAQ)
• BMW専用コネクター(20pin, OBD 7-8pin)
• BMW ISTA サブスクリプション契約
• 車両バックアップ電源

 詳細はお問い合わせください。


　　　　※PCハードウェア要件は過去の記事を参照ください。







PC事前設定

• スクリーンセーバーオフ

• 常時オン

• ウィンドウズアップデート機能オフ

• ポップアップブロッカーオフ

• ファイアウォールオフ

• インターネットオプション設定

手順

1. techinfo BMW にてアカウント作成

1. 
   

   1-Day (24 hour) Subscription:	$30
   1-Month (30-days) Subscription:	$250
   1-Year Subscription:	$2500

1. 下記をこの順番でインストール

　　　　PTTドライバー※CarDAQドライバー

　　　　BMWPTTドライバー

　　　　OMSドライバー

　　　　ISTAクライアントプログラム

　　　　KSDクライアントプログラム

　　　＊順番を守らないとエラーになります。



以上で設定完了します。



注意点

• インストールに慣れないと時間がかかります。１日サブスクリプションでは終了しないと思います。初めてのインストールは１月契約をおすすめします。

• 使用時は常時インターネット接続になります。インターネットのIPアドレスで使用者変更を認識します。貸し借りはできません。接続がかわるとインストールし直しを要求します。

• ISTAのバージョンアップは頻繁です。その場合も再インストールを要求します。現在のバージョンは３（２０１５年４月２０日リリース）です。さらに細かいバージョンが頻繁にアップされます。３．１．１など

• フェーク品はバージョンが必然的に低いのでこの正規サービスを適応したあとにはフェーク品でのアクセスができません。

• 各種コーディングツールなどもBMWシステムからハッキングしているため同じようにアクセスできなくなることがあります。

画像転載禁止

BMW整備に関して世界で流通するツール類

BMWは数ある自動車メーカーのなかでも比較的、コーディングやリプログラムのしやすい車両です。また他メーカーに比べて積極的に車内ネットワークとマネージメントに積極的なメーカーのため外部装置より制御が容易いことが知られています。
公式に世界でもっとも早く独立系ショップ向けに純正診断サービスとリフラッシュサービスを提供した会社でもあります。

そのためか、世界中には様々なツールが流通しております。

以下が一般的にしられたツール群です。
これらは当社が販売する製品ですべて網羅できます。

ディーラーツール

• MoDiC 
• DIS 
• DISplus 
• SSS/Programan 
• ISTA/D　　　　　現行　CarDAQ-PlusはBMW指定インターフェースです。
• ISTA/P　　　　　現行 　CarDAQ-PlusはBMW指定インターフェースです。

整備以外でポピュラーツール多くはBMW純正アプリケーションをハッキングして流通しているもの）

• EasyDIS INPA　E系のコーディング
• E-Sys　　F系のコーディング
• Rheingold　最近のはやり（ISTAベース）
• NCS_Expert
• NCS_made_easy

インターネット上で検索していただければいろいろ得られる情報があると思います。

http://www.bmwcoding.com
http://bmwcoders.com
http://www.bimmerfest.com/f

Google chromeで開いていたければ自動で翻訳されて読むこともできます。

上記はAVDI(Abritesインターフェース)やMultiecuインターフェイス( Cantiecar)で対応します。

CarDAQ, AVDIやCantiecarは非常に便利なインターフェースです。
BMWに限らず、一通りの通信に対応しています。
御持ち頂いて損はないツールです。


画像転載禁止です。

BMW現行純正ディーラー機、ISTA構築のイロハ

さて、BMWの純正ディーラー機は独立系ショップへオンラインサービスで提供されています。
独立系ショップむけは北米マーケットを対象としていますが、今のところ日本でもサービスを受けることが可能です。

ECUモジュール交換、ECUプログラムの更新（最新のプログラムへ書き換え）には必須アイテムです。

提供される主なサービスは

• ISTA　　　　診断
• ISTA/P　　　リフラッシュ
• KSD 　　　　コマーシャルサービスデータ

ただし以下はJ2534には対応しておりません。

• E31
• E34
• E36 (318i) 

準備するハードウェア：
J2534パススルーツール:
CarDAQ-PlusもしくはCarDAQ-MのBMWコネクターセット

Microsoft Windows 7 Professional英語版かEnterpriseの32-bit Service Pack 1
※ディラーで使用するICOMケーブルの場合は64bitに対応しています。

最低2 GB　RAM
Pentium IV 2 GHz以上のCPU
HDD空き容量　80 GB
15インチモニター以上 1024 x 768 pixel解像度 256色
インターネット接続
USB
(HDDは外付けでもかまいません。)

対応OS：
Internet Explorer © 9, 10, 11
Google Chrome © 31
Firefox © 25

事前準備：
以下のインストールを行います。
最新のJava
Microsoft flamework 4.0

BMWのISTA契約：
サブスクリプション（使用権利）を購入後、マニュアルに従ってインストールします。
※購入にはクレジットカードもしくはPayPal

証明書の設定：
マニュアルベースに設定。

インストール画集料すると使用できます。

※ISTAはバッテリー電圧が13Vを切ると機能しません。
バックアップ電源を接続する必要あります。

画像転載禁止

BMW関連、Bavarian technic ISTAなど

BMWの最新ダイアグに関して朗報です。

当社の提案、以下３つ＋α

①汎用故障診断機　Autel　DS708
②BMW純正オンラインサービス環境構築（リプロ可能）　CarDAQ-Plus＋ISTA（別途契約）
③専用社外機　Bavarian technic (最新バージョン　1.9.0.1)
（参考 Bavarian technicの紹介ページ）

付随して、車両走行のLogをとりリプロ前後の効果の確認　ScanXL Pro
 
これらの構築で、かなり網羅できます。
ここまでの作業は正規ディーラーでも行っていません。
現時点では唯一当社品にて構築可能です。

ご用命お待ちりております。

MY04 BMW 120 DSC 輪業舎様レポート

BMW 1シリーズです。

スキャンして異常を確認。


DSCの異常のようです。

ハンドルを切りながらデータチェック

ステアリングアングルセンサーの異常とわかりました。

この後の、この車両のアングルセンサー交換にはGT1 SSSかCarDAQ-Plusなどを使ったPassThruが必要です。