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カテゴリー「J2534」の記事一覧

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BMW ISTA

少し手間取りましたが、ISTAが構築できることが確認できました。
あとはオンサイトでの検証をしていきたいと思います。
すべてグリーンフラッグです。

ISTA


ISTA/P


WEBISTA


OSSにはメーカーにより大きく2通りあり、独立したプログラムを起動してその中で、自動車メーカーのプログラムをユーザー側で動かすというものと、ネットブラウザ上で仮想ダイアグを動かすというものがあります。
BMWは後者です。設定やシステム要件があっていないと動きません。

前者の場合はプログラムをインストールするとややこしい設定がなく使用者側にとっての設定は簡単です。

後者は設定が若干複雑です。とくにBMWはエラーがドイツ語で出てくるなど多少混乱する部分もあります。
実際、私自身もマニュアルの指示を見落としてインストールしたがために、プログラムが動かないということを経験しました。
このような複雑な部分があるかわりにBMWではユーザー側で不具合が生じた場合にBMW側からの電話を使ったテクニカルサポート提供しています。
裏を返せば、まだまだ不慣れな使用者側で発生する具合が多いということかもしれません。

現在、大変多くの方からJ2534に関する問合せやDrewtech製品の引き合いをいただいております。
当社ではCarDAQ-Plusを定常的に入荷しておりますが、自動車関連企業からの受注が続いており常に在庫僅少気味でございます。
ご購入の際はお早めにお願いいたします。

尚、当ブログのコメント、画像などの著作はAutomiltechに所属し無断転用を禁止いたします。
また、これらJ2534は現在、一般向けに日本国内での公式サポートが得ることはできません。直接北米へアクセスしてサービスを受ける必要があります。
当ブログの情報を元に発生した事象、不具合の責任は当社では負いかねますのでご理解ください。

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BMW ISTAのサポート体制

ISTAにはサポートデスクが常駐しています。

試してみました。





ほどなくして電話がかかってきます。
なんと、電話で対応していただけます。(ただし英語)

現場でのトラブルにもその場でBMWが直接対応すつのでメカニックにとっては頼もしいサービスです。

今回ご紹介した内容は北米BMWが提供するサービスにつき、この記事に基づいて発生したいかなる問題に関して、当社は一切責任を持ちません。

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BMW OSS ISTA

BMWの北米で提供されているOSSの契約について紹介します。

まずはtoolbox2からflashタブからBMW之Webを選択してBMWTISへ入ります。


IDの取得は無料でできます。

ここから先のISTAサービスをうけるためにはSubscriptionより料金を支払う必要があります。

費用は
30USD/年
250USD/月
2500USD/年

別途
CarDAQ-Plus
PC
米国住所(米国私書箱サービスなどが利用可能)

が必要です。

指示通りに支払いを済ませてTISサービス画面へ入ります。



まずこの赤で囲った部分をインストールします。


BMW PTTのインストール後、J2534ツールとしてCarDAQ-Plusを選択します。
このとき、一瞬に日本語画面が現れます。
これは日本のディーラーからJ2534リプロなどのアクセスと共有しているからだと思います。
ちなみにそれ以外の画面は一切日本語は出てきません。







インストールが終了したらサービスを覗いてみましょう。








画面はいずれも統一された感じで直感的に使えます。
BMWはダイアグ機能もあります。



ユニークなのはビデオ解説があるところでしょうか。


ざっくりBMWのサービスはこんな感じです。

最後に、今回の作業風景。
いろいろ同時作業をしていたのでこんな感じでした。


今回ご紹介した内容は北米BMWが提供するサービスにつき、この記事に基づいて発生したいかなる問題に関して、当社は一切責任を持ちません。

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リプロ後の試走行の結果 FORD E450

さて、リプロ後の試走行で最終確認です。



今日のポイントは

 ①登坂で息つきなく加速できるか
 ②回転数が安定しているか
 ③その他変化はないか 

結果は

 ①十分加速していきます。(負荷時のシフトダウンのタイミングが早い)
 ②スムーズ
 ③若干水温が高い。リプロ前より+2℃くらい高い 平均85℃くらいだったのが最高90℃くらいまで上がった


結論は

 大幅に改善されており、回転数が不安定、息つき、エンジンストールの懸念は解消されました。


今回学んだこととしては、TSBをチェックしましょうとのことです。

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MY2005 FORD E450 Reprogram PCMリセット

さて、こちらのMY2005 FORD E450



アイドリング不調により、スロットルボディー交換するも改善せず。
症状はアイドリング後、エンジンがあたたまり、しばらくするとエンジン回転数500RPM以下に..


NからDレンジにいれると600RPMから400RPMに。ストール。

登坂走行中にエンジンがついてこない。

OSSでTSBをチェックしました。


ありました。
対策指示がでていました。
(MY2006 Mustang, MY04-06 F-150など並行輸入車を扱っている方、要注意です。)

”息つき、回転不足、発進不良、低アイドリング” 

チェックランプがついてP0506,0505がでれば確実ですが、でなくてもこの症状が出るそうです。


ここに記載された車種はかならず入庫して対策打つべしとのこと。

対策は
1.PCMのリプロ
2.PCMの初期化と学習
3.A/Cオフにてパーキングかニュートラルでエンジンをかけて、クーラント77℃に達してから5分間走行して学習
4.走行中のETC_TRIM値が3.5°もしくはエラーコードP115Eがでたらスロットルボディー交換、3.5°より小さければ、スロットルボディーの交換は不要。

いずれにしてもリプロ必須。

CarDAQ-PCを持ち込んでの作業です。

今回はリプロされていないので症状が改善されていないわけです。

ここまではっきりしたら、あとは淡々とリプロ作業をすすめます。

まずはCarDAQQ-PlusをつないだらToolbox2にて車の情報を取ってみます。
これでPCとJ2534インターフェースを介して車にアクセスできていることの確認ができました。






PCにインストールしてある、Fordのオンラインリプロ用プログラムを起動します。



あとは指示通りに進んでいくだけです。
北米のサービスながら日本語表示、使いやすいです。
















PCMをリプロします。




























リプロ自体は消去、書き込みともに1分もかかりません。あっという間です。
途中、イグニッションをオンにしたりオフにしたり繰り返しながら淡々と進めるという感じです。

今回は準備や撮影しながら、お話ししながら、準備から撤収まで2時間程度現場に居ましたが、実際は15分くらいで済んでしまう作業です。

最後にリプロ作業終了のラベルの部品番号が発行されて終了です。


さて、症状は改善されたか?

改善されております。
アイドリングで水温が規定値に達しても回転数のばらつきは非常に小さくなって600RPM前後で安定しております。

また、アクセルを煽ってみてもスムーズに吹け上がります。

現場はパーキングで動かせないので、週末に走行させて様子をみたいと思います。

さて、これまでは物理的な修理のみを行って対応しているのがこれまでの手順ですが、直したはずなのにどうもおかしいことありませんか?
また、リプロはPCM、ECUなどを交換した場合のリセット、上書き、セキュリティーリセット、IDリセットなどのためのだけの作業と思っていませんか?
そんなときだけ仕方なくディーラーへ持ち込みしなきゃっと思っていませんか?

現代の車はこのような考え方をかえなければならないといわれております。

実際モジュール内のプログラムは修正が入る場合があり、その都度自動車メーカーのTSBを確認してリプロの更新をしなければならないのです。
だた、現実は北米においても70%の車がリプロせずに走行しているのが現実との統計結果があります。

実際、リプロ環境が整っているディーラーも統合されたり、アクセスが不便な場合もあります。
今回のE450などは動かすて遠方へ赴くのも大変です。

インターネット時代になり、PCを持ち込めてインターネットに接続さえできれば車を移動する必要はありません。

ちなみに今回のセットは安いバージョンだとMongoose Ford 49500円(定価)+Fordリプログラムサービス 649.95USD/年 + Windows PC
円高の今であれば約10万円ほどで構築可能です。
もっと安く仕上げたいなら1日だけのサービスでリプロソフトは26.95USD + 49500円 +PC、
1カ月なら64.95USD+Mongoose 49500円 + PCです。

当社ではリフラッシュ代行作業は行っておりません。本作業はリフラッシュ作業の概要をお伝えするために、掲載しております。
リフラッシュに必要な装置、ソフトウェアに関してのご質問などは個別にお問い合わせください。

尚、本作業にあたり的確なアドバイスを頂いた輪業舎様、また、お車を提供いただきました、コンティニュー様、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

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