DrewtechのCarDAQ-Plusを使ったリプロのBMW編ですが、BMWのリプロソフト ISTA/P(Integration Service Technical Application/Program)
は大変使いやすい設計になっております。
これはBMWの今後の主力となるOSS(Online Service System)の中のひとつの機能です。
OSSとは
以下の構成になっております。
ISTA ダイアグ、テクニカルデータ、配線図
WebISTA ウェブインターフェース、リペアマニアル、配線図のダウンロード
ISTA/P モジュールコーディング、プログラミング
KSD VINや車種から適した整備情報や整備金額見積
技術カーサポートこちらの
ビデオで紹介しております。
必要なツールインターフェース
-ICOM(Integrated CommunicationOptical Module)もしくはPTT(Pass Thru Tool :J2534←
Dretech CarDAQ-Plus)
(※20Pinは別途コネクター必要)
-必要な要件をみたしたPC
-DSL以上の高速インターネット環境

BMWはダイアグ、リプロなどすべてオンラインシステムで提供できるようなインフラを整備しております。
逆を言えば、これまでのスタンドアローン機(ダイアグ専用機)は使えない状況になることを意味しております。
今後の整備環境のイメージはインターネットに接続されたPCと自動車メーカーきあら提供されたソフトとインターフェースにて車両とメーカーサーバーを直結するというシステムが展開されるということになります。
全てのメーカーがこの方向に進んでおります。
何度も紹介しておりますが、今後の自動車整備のあり方として、スタンドアローンの汎用機(Autel MaxiDAS DS708)とパススルーインターフェース(Drewtech CarDAQ-Plus)の組み合わせというのがひとつの理想的環境として見えてきます。
今年はPassThruが大きく展開される年とも言われており、各社大幅にリニューアルされることが予想されます。
まだ、OSSは北米のみのサービスですが、今後全世界へ展開されるのは十分予想されることです。
※上記の情報はAutomiltech独自の解釈も含まれており、この情報を基にしたいかなる事項もAutomiltechは責任をもちません。
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