さて、ScanXLとは何ができるのか?
お聞きになりたい方、多いのではないでしょうか?
ずばり、独自のソフトウェアでDS708のような汎用スキャナー(GST)を目標に開発されているものです。
故障診断のPID(パラメーターインデックス)も非常の多く、これに勝るソフトウェアはありません。
ユーザーはインターネットでソフトダウンロードしてライセンスキーを購入されれば、ソフトのアップデートは追加料金が発生しないという利点があります。
ライセンスは対応メーカー毎ですが、それぞれのアップデートに追加費用は発生しません。
現在、米国ビッグ3に加えマツダの固有コードライセンスがあり、もうすぐトヨタなど日系、欧州系もアップされていきます。
使い勝手はすこぶるよく、インターフェースとの互換性も広いです。
たとえばELMインターフェース(MLS002)でもJ2534(Mongoose)でも対応します。
費用を抑えるなら、MLS002、リプロなどパススルーを期待するならMongooseということでユーザーに対する間口が広いです。
表示画面(SKIN)もユーザーの好みにカスタマイズできますし、PPE社側でも適宜アップデートされます。
PCを使うメリットとしては、走行時の散発的なエラーを確認する際に、ありとあらゆるセンサー情報の経時での記録ができて、後の解析に生かせること。
また、外部入力に対応させれば、後付のセンサー情報をリアルタイムでインプット可能。つまりオシロスコープのような使い方も可能性としてはあります。
また、車種の重量、タイヤ径などをインプットすることでシャーシダイナモのような馬力計算もできます。
あとは加速性能、制動性能などももちろんチェック可能。
これらは車の状態観察には最適な機能かと思います。
PPE社製品にPCMSCANというものがありますが、現在より拡張性の高い、ScanXLへの製品統合をしており、購入の際はScanXLをオーダーください。(料金は同じです。)
あと、CarPCのユーザー様ように、タッチスクリーン用のDashcommandという製品もあります。
こちらはDrewtech社のDashDAQ-PCという製品に近いですが、こちらはスバルも対応します



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